MAINページへ戻る |
|
● 関東ウタリ会 |
1980 年に、関東地区に住むアイヌとその家族の交流と、アイヌ文化の継承と差別・偏見をなくすことを目的に創られた。アイヌ文化、歌、踊り、母と子のアイヌ語教室(現在休止中)、刺繍、トンコリ等々を定例会で学び、毎年、刺繍作品を「アイヌ文様展」で無料公開。また、公開勉強会「アイヌ文化と人権の集い」を開催している。
中曽根元総理の、「我が国は単一民族国家」発言に対し一番に異議を唱えた。
|
<参考サイト>
http://homepage3.nifty.com/zjr/topics24.htm (全国地域人権運動総連合) |
|
● 東京アイヌ協会 |
1996 年10 月設立。主に浦河町出身のアイヌで構成される。2005年に現会長の浦川治造さんが千葉県君津市に「カムイミンタラ」というアイヌ文化継承のための施設を開き、オープニングには多数の地元の人たちとともにアメリカ、カナダの先住民も参加した。宮崎のハンセン病施設でのカムイノミ、イチャルパ催行、古布絵作家宇梶静江さんの作品で古布絵本出版、米国ハーバード大学、MITでの講演など様々な活動を展開。
|
|
|
2007年5月「カムイミンタラ」春祭りには、北海道鵡川からアイヌ文化伝承保存会の皆さんを招聘し、オーストラリアやウクライナなど多様な民族のアーティストを呼んだイベントも開催した。 |
<参考サイト>
http://www.kamuymintara.com/ (千葉県君津カムイミンタラ) |
|
● ペウレ・ウタリの会 |
チャランケ祭にて
(Photo 柳町 真希) |
|
ペウレ(若い)・ウタリ(仲間)の会は、1964 年夏、阿寒湖畔で働くアイヌと和人の交流から生まれた。以来45 年にわたり、アイヌ民族と非アイヌ民族が、共にアイヌの言語・舞踊などの文化を学んでいる。学習会やシンポジウムを開催し、東京中野で行われる「チャランケ祭」など、さまざまなイベントにも参加。アイヌ民族の権利を擁護し、差別や偏見のない社会をつくるための活動を続けている。
|
|
● レラの会 |
1983 年、「アイヌ民族の現在を考えるレラの会」として出発。首都圏在住アイヌウタリの交流、アイヌ民族の権利回復、文化伝承、アイヌ民族についての啓発活動を目的として活動を続ける。1994年、アイヌ民族料理店「レラ・チセ」を多くの支援者の協力により設立。
また、1872年「北海道土人教育所」に、38名のアイヌが北海道から強制的に連れて来られて以来、故郷を離れてこの世を去ったアイヌの先祖供養のため、東京都港区芝で「東京・イチャルパ~シンリツモシリ・コイチャルパ~」(毎年8月)を首都圏のアイヌウタリに呼びかけ実施している。
|
|
「レラ・チセ」設立に向けての
街頭募金活動
(Photo 宇井眞紀子) |
<参考サイト>
http://tokyo-icarpa.com/index.html (東京・イチャルパ)
<参考文献>
「レラ・チセへの道」 レラの会 編
「東京・イチャルパへの道」 東京アイヌ史研究会 編
|
|
● その他関連施設 |
アイヌ文化交流センター (東京八重洲)
財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構の施設で、首都圏に居住するアイヌの人々の交流活動や、アイヌ文化の伝承活動などを支援するとともに、アイヌと一般の人々との交流の場やアイヌ文化などに関する情報の収集・発信の場として、多角的な機能をもつセンター。
|
|
|